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OEMだけどOEMじゃないガスケット

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現在進行中の104エンジンもそうですが、メルセデスのヘッドガスケットのほとんどは、Elring製かREINZ製です。
実際、純正品にはどちらかのマークが入っていることが多いです。

では、そのメーカーの製品なら全部純正かOEM品といえるかというと、そうでない場合もあります。
特にREINZは、米国のDANAグループに吸収合併されてからは、純正・OEM製造とは別のラインでアフターマーケット用のガスケットの製造も始めています。



イメージ 1

上の写真がREINZのアフターマーケット用ガスケット、104エンジン用。
下が同じく104エンジン用の REINZのOEM ヘッドガスケットです。
アフター用のものには金属の補強板が省かれてしまっています。

実は、現在ではアフター用のものにも純正・OEMと同じような補強がされているのですが、日本で流通しているREINZ製のものは、補強無しのものが多いようです。

そして、この補強無しのものが、OEM製品として売られていますが、これらは間違いなく OEM製品ではありません。
実際、純正・OEMと比べると強度が圧倒的に劣ります。

目先の安さにつられてしまうと、せっかくOHしたのに、1年後にやり直しなんてことになりかねませんので、気を付けてください。

REINZ製で補強板が付いているものなら問題ないのですが、それが純正・OEMラインで製造されたものなのか、アフター用のラインで製造されたのかを区別することは困難です。
ですから、ここは純正品を使っておくのが間違いがないと思います。



facebookにもどうぞ。


By OZW



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