この時代のメルセデスのエンジンは、オイル管理さえしっかりしていれば、10万Km、20万km走ってもとても綺麗な状態を保ちます。
燃焼室側も、右側3気筒分は手付かずの状態ですが、この程度のスラッジしか付いていません。
ブラシで軽くこすってクリーニングしただけでも左側2気筒分のようになります。
全体を綺麗にしてやると新品と見紛うばかりになります。
ちなみに、こういったクリーニングは加工屋さんのほうで研磨する前にある程度やってもらえます。
なので、汚れたまま出してしまう業者さんも多いようですが、綺麗にしないとキズなど見落としてしまいますし、何より加工屋さんも人ですから、綺麗にして送ったほうが気持ちよく仕事してもらえると思うんです。
もっともそこはコストとの兼ね合いもありますから、難しいところもあるのでしょうが、せっかくOHするなら何でも安く安くではなくて、少なくともあと10年は気持ちよく走れるクルマを作って頂きたいなあと思います。
なので、汚れたまま出してしまう業者さんも多いようですが、綺麗にしないとキズなど見落としてしまいますし、何より加工屋さんも人ですから、綺麗にして送ったほうが気持ちよく仕事してもらえると思うんです。
もっともそこはコストとの兼ね合いもありますから、難しいところもあるのでしょうが、せっかくOHするなら何でも安く安くではなくて、少なくともあと10年は気持ちよく走れるクルマを作って頂きたいなあと思います。
カムホルダーとタペット
それにバルブスプリング。
これらも一つずつチェックして、再使用する場合は元の位置に戻せるよう整理しておきます。
バルブ
これも1本ずつ綺麗にしてチェック。
今回、加工屋さんには、ヘッド面研、バルブシートカット、バルブ研磨、バルブの擦り合わせをお願いし、その他の部分は自社内で交換組み付けを行うことにします。
ということで、予想はしていましたが、結局はヘッドのフルオーバーホールということになってしまいました。
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By OZW