前回錆止めを塗っておいてから1ヶ月ほどそのままにしてあった560SLですが、フレーム補強作業に入ります。
別に放置してあったわけではなく、錆止材が完全に浸透するのに1ヶ月かかるので、敢えてその部分には手を付けていませんでした。
補強用のステン板を張り付けます。
先ず、スポット溶接します。
普通はこれで完成なのでしょうが、溶接の場合、溶接した箇所の裏側からまたサビが出てきてしまうのが難点でした。
そこで、ここ数年で一気に進歩した接着技術を使って錆止めと強度を増す作業を行っています。
先に土台を50度程度に温めておいてから接着剤を塗布します。
完全硬化後は、-40度から+140度まで接着力がほとんど変わらないというのもエンジンルームに使用するには好都合です。
補強板全体が隠れてしまうくらい塗って、一晩置けば、あと10年は余裕で持つ強度と防錆効果が得られるというわけです。
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By OZW