先ずは、一番大変そうなボールジョイントの交換から始めることにします。
タイヤ外して、ブレーキキャリパーとローターも外すのですが、W126のローターはハブベアリングごと外す構造になっています。
外すのはまだいいのですが、組み付けるときにはハブベアリングを規定値で締めなきゃいけないのですが、この部分の微妙な締め具合は素人には難しいと思うので、ここはもっくんと皆口さんに助けてもらうことになりそうです。
W124などと比べてしまうと、この部分の作業性はあまりよくありませんね。
上側にボールジョイントプーラーを入れるスペースがないので、まさか叩いて外すしかないのかしらん?
と思って、整備解説書見たら、本当にハンマーのイラストがありました(笑)
ということで、ロワアームをハンマーで叩いてみましたが、びくともしません。
そこで、下側のブーツをカッターで切り取って、少し小さめのプーラーを差し込んでみたら上側も何とか入ってあとは簡単に外れました。
そこで、下側のブーツをカッターで切り取って、少し小さめのプーラーを差し込んでみたら上側も何とか入ってあとは簡単に外れました。
外したボールジョイントを手で動かしてみると、ガタガタというわけではありませんでしたが、キコキコとかなり不自然な動きになっていました。
ここはやはり消耗品ですね。
ボールジョイントを挿入するには、この特殊工具が必要です。
汎用のプレスだと真っすぐ入っていかず、作業途中でボールジョイントが壊れてしまうことがよくあります。
W126自体が絶滅危惧種みたいなものですから、今では、ディーラーでもこのSSTを置いてあるところはほとんどないんじゃないでしょうか。
はい、完成です。
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By OZW