ノックセンサーの断線で入庫してきた500Eです。
このパーツ、センサー自体がダメになることより、エンジンハーネスやPOSケーブルと同じようにケーブルの被覆がパリパリ割れてきて使えなくなるケースのほうが圧倒的に多いようです。
裸の配線同士が接触してショート、直接つながっているイグナイターまで壊してしまうこともあります。
M119のノックセンサーは、エンジンマウントのブラケットの中にあります。
ノックセンサーを交換するためには、このブラケットを外さないといけないわけで、つまりエキマニからフロントパイプを外し、エンジンを吊っておいて作業しなければいけないので、結構面倒です。
先ずはエキマニからフロントパイプを抜くためにボルトを回していくと、4本中2本がいとも簡単に折れました。
熱で酸化するんでしょう。
純正発注したら、1本500円もするんですね。
ボルトが折れることにはすっかり慣れてしまっている自分もどうかと思いますが、とにかくブラケットを外します。
矢印のところにノックセンサーが差し込まれていました。
BOSCHのノックセンサーは近頃品番変更されて、W140などと共通化されたため、どちらの車種にも使えるようにということで、全長が伸ばされていました。
センサー部分は今までと同じですが、
W124に付けると長すぎてしまうので、左右それぞれタイラップで留めて少し遠回りするように取り付けます。
イグナイター側もぐるっと回してから取り付ける感じになります。
By OZW
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