中に見えるナットに溶接されていた座金が取れてしまったので、スパナなどでこの大きなナットを固定してやればいいだけの話なのですが、穴が小さくてスパナが差し込めません。
先の細いラジオペンチとか突っ込んでみるも、元々座金が破壊されるくらい錆で固着していたボルト・ナットですから、小手先の対処ではどうしようもなく、ここはプロに助けを求めるしかありません。
とりあえず、もっくんが3mm厚のステン板をちゃっちゃっと加工して簡易スパナを作ってくれました。
多分新品状態のボルト・ナットならこれで十分なのですが、錆で固着しているので強度的に不安ということで、溶接で肉盛りしてくれました。
早速使ってみると、いけそうです。
このスペシャルツールを上で固定しててもらい、下でボルトを回してみると、固い!!
動きません。
完全に錆びついています。
このスペシャルツールを上で固定しててもらい、下でボルトを回してみると、固い!!
動きません。
完全に錆びついています。
ということで、インパクト使って挑戦してみると、スペシャルツールが持ちませんでした。。。。
困ったときのえちごや詣。
皆口さんが「仕方ないなあ」といって23mmのスパナの両端をカッターでスパッと切断して本格的なSSTを作ってくれました。
ものの10分程度で出来上がったSSTですが、こちらは強度的にはスパナそのものです。
二人がかりで緩めてようやく外れました。
それにしても、ごっついブレーキサポートブラケットを留めるにしては座金がチャチ過ぎませんか?
と思ってネットを調べてみたら、みなさん同じ目に遭ってるようです。
但し、今回のように取り外す時ではなく、新品の座金を使って取り付ける時にハマっているみたいです。
但し、今回のように取り外す時ではなく、新品の座金を使って取り付ける時にハマっているみたいです。
LEMFORDER製のブレーキサポートブッシュに付属していた座金に念のためタップを当ててみると手で回せたのはここまでした。
これで、そのまま組んで力任せに取り付けていけば、座金が捻じれてしまいそうです。
このクオリティではちょっとマズイです。
取付け前にぎりぎりのところまでタップを当てます。
というのは、ロックナットなので全部タップを立ててしまうと緩々になってしまうので、この部分の加減はプロにお任せしました。
さらに、ナットを座金に溶接して何があっても取れないように加工してから組み込むことにしました。
この座金だけは純正で別に取るか、強化加工したものをお付けする必要がありそうです。
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By OZW