「W124 400Eのエンジン降ろすんだけど見に来る?」
といわれて、えちごやさんに見学しに行ってきました。
ミッションと切り離して降ろす方法もありますが、今回はエンジン・ミッション一体で降ろします。
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まずは、ボディー側に繋がっているマウント、それにホース類やケーブルなどを全部外しにかかります。
室内のATレバーなども外しておきます。
どこをどう外せばいいか分かっているひとにとっては、ここは難しい作業はありません。サクサク進みます。
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エアコンのガスを抜いて
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エンジンオイルを抜き、クーラントはラジエターと左右エンジンブロックのドレンからも抜きます。
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エンジンを少し浮かせてステアリングギアボックスとパワステポンプの間のホースも外しておきます。
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ケーブルの引っかかりがないか、ボディー側に当たらないか慎重に確認しながらクレーンで少しずつ吊り上げていきます。
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最大の正念場がここです。
オイルパンをラジエターに当てずにエンジン引きずり出す必要があるのですが、ここはミリ単位で位置調整しながらの作業でした。
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最後はミッションの後ろ側を右に振る感じで引き出します。
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一応、今回のようにエンジン・ミッション一体で降ろせるような設計にはなっているのですが、普通のエンジンクレーンでこれをやろうとすると、かなり苦労しそうです。
特にNIIBEオイルパン装着車は通常よりパンの厚みがあるので、クレーンの高さに余裕がない場合は、オイルパンは外しておいたほうがいいかもしれません。
それにしても、よくもまあこんなギリギリのスペースにV8エンジンを突っ込んだものだとあらためて感心させられました。
By OZW