102、103、104、119などのテンショナーの寿命ってどれくらいだと思いますか?
メルセデスは『一応』10万kmを想定していたようです。
『一応』というのは、ウォーターポンプの交換を5万km毎と考えて、テンショナーの途中での締め直しは一回だけOKとしていることから出てきた数字が10万kmということらしいです。
新車時からカウントして、10万km走ったら2度目のウオポン交換とベルト交換、そのときにテンショナーも換えましょうという設計です。
新車時からカウントして、10万km走ったら2度目のウオポン交換とベルト交換、そのときにテンショナーも換えましょうという設計です。
つまり、新品で一度締めたあと、途中でウオポンなり何らかの補機類を交換したときにもう一度締め直すところまではいいけれど、2回めの締め直しまでは保証しませんよ、ということなので、逆に言えば全く走っていなくても、続けて2回締め直ししたらそれでアウトということです。
もっとも、距離走っていなければ現実には2回くらいは締め直ししても耐えられるケースは多いのですが、それにしても最大でも3回しか使えないなんてのは酷すぎます。
内側にゴムのベルトが貼り付けてあって、それの捻じれを利用している構造がそもそも問題です。
現在えちごやで開発中なのが、今時の車には普通に使われているスプリング式のテンショナーです。
ゴムの伸縮じゃなくてスプリングを使うので、1000回締め直しても全く問題ありません。
テンショナーの寿命は車の寿命より長くなります。
テンショナーの寿命は車の寿命より長くなります。
もっともプーリーがそこまでは持たないでしょうから、そこだけ交換できるようにしておかないといけませんが、一度購入頂くと二度目はないわけで、商売的にはおいしくないかも知れませんね。
By OZW
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