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W201、それから、W124の前期・中期の、ボールジョイント部分が脱着可能なタイプのロアアームです。
実は、これ、一種類しかないってご存知でしたか?
はい、そうです。
190Eは、4気筒も6気筒もディーゼルも、EVO1もEVO2も全部一緒。
W124もセダンもワゴンもクーペも、500Eだって中期までの、ボールジョイント打ち換え可能なタイプのロワアームならどれも同じものを使っています。
190Eは、4気筒も6気筒もディーゼルも、EVO1もEVO2も全部一緒。
W124もセダンもワゴンもクーペも、500Eだって中期までの、ボールジョイント打ち換え可能なタイプのロワアームならどれも同じものを使っています。
何を馬鹿な!
車種によってパーツナンバー全部違うじゃうじゃん!と突っ込んだあなた、鋭いですね。
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実は、これ、使われているブッシュがそれぞれ違うので、ブッシュ込みのアームアッセンブリーのパーツナンバーは異なるのですが、アームそのものは全て共通なんです。
逆に言えば、車種によってブッシュを変えることによって、それぞれの車種の特性に対応しているわけで、このブッシュにこそ設計者の思想が込められていると言っても過言ではありません。
実際、手で触れてみると、190のブッシュは124のと比べるとソフトなのが分かりますし、車種によって微妙に形状も異なっています。
W201のスポーツラインは、通常のW124用のブッシュを使っていたり、W124のスポーツラインモデルは、190のエボ用のものを流用して、一部共通化しているところもありますが、当時のメルセデスのブッシュへのこだわりは相当なものがありました。
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さらに、車種によってはブッシュの挿入方向まで指定するほどの熱の入れようです。
これが、社外品だとアームが共通なのをいいことに、ゴムの種類も統一して安く製造してしまっています。
こんなの使ったら当時の設計者はなんと思うでしょうね?
By OZW
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