この前、全面的にマイバッハ化を施したお客様のW126を一般道と高速の両方で試乗させて頂いたのですが、自分で言うのも何ですが、本家マイバッハより高級感ありましたね。
不思議な事に静かになると乗り心地まで違って感じます。
W124では、ここまでの高級感はなかなか難しいのですが、施工済みの私の60に普段乗り慣れていると、素の124はうるさくて、防音という点では、言葉は悪いですけど安っぽい大衆車に感じてしまいます。
これまで何台も施工させて頂きましたが、施工後に試乗されると皆さん同じ感想を口にされますから、あながち手前味噌の感想ではないと思います。
実は施工方法も防音に使う素材も、この作業を始めた初期の頃からは随分と進化しています。
研究熱心なえちごや皆口氏のアドバイスで、今回は新しい手法で施工を始めてみました。
研究熱心なえちごや皆口氏のアドバイスで、今回は新しい手法で施工を始めてみました。
ボディーを傷つけないように養生してから、フェンダーライナーを外します。
内側の汚れを取り、脱脂してから、
シンサレートと防音シートを貼り合わせた新しいタイプの素材を貼り付けていきます。
これまでは、フェンダー内は防音スプレーを吹きかけていたのですが、それよりこの方法のほうが効果が高いようです。
最近、現行型のBMWの内装をバラしてみたのですが、防音に関しては参考になることがたくさんありました。
目に見える部分ではないので、逆に国産車とは違ってBMWが結構真面目にクルマを作っていることが分かって好感が持てます。
目に見える部分ではないので、逆に国産車とは違ってBMWが結構真面目にクルマを作っていることが分かって好感が持てます。
趣味で乗るようなクルマには、メーカーもオーナーさんも、こういう見えない部分にもこだわって欲しいですね。
By OZW
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