フューエルデスビもエアフロも新調したM103エンジンなのに、アイドリング時の微妙な振動が消えません。
走り出せば問題ありませんし、アイドリングもこんなものといえばこんなものと言えなくもないレベルですが、ここまでやって「こんなもの」では納得いくはずもありません。
ここから先はえちごや皆口氏の領域なので、そのままお願いすることにしました。
ちょっと走って、COテスター出して、ほんの数分で、
イグニッションコイル駄目。
インジェクターもダメ。
あっという間の診断です。
イグニッションコイル駄目。
インジェクターもダメ。
あっという間の診断です。
コイルは交換してなかったけど、インジェクターは全部新品に交換したはずなんだけど・・・・?
2階に置いてあるインジェクターテスターを持ち出すまでもなく、外したインジェクターの下からキャブクリーナーを吹き込み、エアーでシュッと吹いてやると、霧化状態が目視出来るんですね。
それで、6本見ると吹出す向きが少しズレてるのが2本もあるじゃありませんか。
それで、6本見ると吹出す向きが少しズレてるのが2本もあるじゃありませんか。
「不良品?」と訊くと
「そういう場合もあるけど、多くは個体差。」
「そういう場合もあるけど、多くは個体差。」
ちなみにえちごや1号機は、2ダースの新品インジェクターからベストな8本を選んで組んであるそうです。
BOSCHに付属していたOリングも純正に交換し、何だか酸っぱい臭いのするシール材を少し塗ってから組み付けます。
すると、エンジンは別ものに生まれ変わりました。
オーナーさんも大満足。
オーナーさんも大満足。
豊富な知識と経験値に基づく圧倒的なスキル。
はい、恐れ入りました。
はい、恐れ入りました。
こういうひとがいる間だけしか、K(E)ジェトロも楽しめないのだろうなと、あらためて思いました。
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