私個人は、クーラント(LLC)に関しては純正信奉者です。
社外の安物は論外としても、高性能を謳った高級クーラントも否定的な立場でした。
熱交換効率だけではなく、キャビテーション(微細な泡がウオーターポンプのインペラーなどを攻撃)や防錆、特にアルミエンジンの防蝕効果や、最低でも2年は無交換でいける実用性などを総合的に考えると純正が一番という考えです。
一方、えちごや皆口氏は、常により高性能なものを求めてきたことから、15年以上前からプロピレングリコールを主成分としたクーラント(純正はエチレングリコールが主成分)を、全ての自身のクルマと124を中心としたほとんどの顧客の車両にも使い続けてきて良好な結果を得ています。
今までトラブルは一件もないそうですし、最近は持ちも純正並になっているそうです。
今までトラブルは一件もないそうですし、最近は持ちも純正並になっているそうです。
ちょっと面白い実験を見せてもらいました。
先ずは純正クーラントの原液をペットボトルに入れてシェイクします。
キャビテーションとなる泡がいっぱい出ます。
振った直後の状態です。
泡で白濁しています。
3分後
添加剤として消泡剤が入っているはずなのですが、小さな泡がなかなか消えてくれません。
透明になるのに30分かかりました。
一方、こちらは、えちごやのプロピレングリコールの原液。
振った直後です。
5秒後です。
みるみる泡が消えていきます。
15秒後には泡は完全になくなっています。
キャビテーションに関してはこちらの圧勝です。
流路への攻撃性は桁違いに少ないことになりますので、ウオポンの持ちもかなり長くなりそうです。
クーラント自体の持ちも純正と遜色がないようですし、もちろんアルミ合金の電解腐蝕に対する防蝕剤も添加されていて実際15年間の実績があるわけですから、これを見せられるとちょっと試してみたくなります。
流路への攻撃性は桁違いに少ないことになりますので、ウオポンの持ちもかなり長くなりそうです。
クーラント自体の持ちも純正と遜色がないようですし、もちろんアルミ合金の電解腐蝕に対する防蝕剤も添加されていて実際15年間の実績があるわけですから、これを見せられるとちょっと試してみたくなります。
水温に関してどれくらい影響があるかは、明日、私の60に入れて実験してみようと思います。
facebookにもどうぞ。
By OZW