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コーティング剤テスト その2

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実は、このコート剤、10年くらい前からあって、一度えちごや皆口氏に却下されていました。
それが今年になって、主成分 (ケイ塩酸を多く含むガラスに似たGLASSPLEXIN という物質) なのは変わらないのですが、溶剤と添加剤を見直して、「輝き」「施工性」「持ち」を大幅に向上させリベンジテストで持ち込まれたものでした。

今度はかなり良さそうなので、SJでもテストしてみたら、ということで1本買ってみたというわけです。


前回の W126 に続いて、今度は 外に6年放置されていた私の60でテストしてみました。



イメージ 1

先ずは比較的塗装の状態のいい部分で試してみます。
単純に水洗いしただけの状態です。



イメージ 2

下地処理などは一切なく、いきなりコーティング剤を塗り込んで、数分後に新しいウエスでさらに塗り込む様にして拭き取りました。

地肌が悪くなければ、このようにあっという間にガラス系コート剤ならではの輝きが出ます。



イメージ 3

クリアがはげてしまっている部分です。
ここも下地処理なしでいきなりコート剤を塗ってみます。



イメージ 4

目立たなくはなりますが、まあこの程度です。
とはいえ、市販されているコート剤はいろいろ試してきたのですが、これでもその中では一番いいとは言えます。



イメージ 5

ルーフ部分。
このクルマの中でもっとも塗装が荒れているところです。
部分的にクリアがほとんどはげてしまって白くボケてしまっています。



イメージ 6

さすがに、この部分はそのままコート剤を塗っても難しいだろうということで、先に細かいコンパウンドで屋根全体を磨いてみました。
少しは目立たなくなりましたが、クリアの大部分がはげてしまっているので、コンパウンドでは、これ以上削っても無駄、何も変わりません。



イメージ 7

その上からコート剤を塗ってみたのがこの写真です。
なかなかじゃないでしょうか。

結論としては、塗装面がそんなに酷くないクルマには文句なくお勧めです。
ピカピカになりますし、何より施工が本当に楽ちんです。

一方、クリアがはげてしまっているような部分は、やはりコンパウンドなどで下地作りからしないと難しいかもしれません。
魔法の薬剤というわけではありません。

持続性に関しては、メーカーは年単位で持つと謳っていますが、そこまでテスト出来ていないので、本当のところは分かりません。
でも、この輝きとこれだけ施工が簡単なら3ヶ月でも文句ないんじゃないかと思います。


注意点が2つあります。
洗車後は水分をしっかり拭き取ってから施工してください。
それから、ゴム部分に付くと乾いた時に白くなってなかなか取れないので、その部分は先にマスキングをしておいたほうがいいかもしれません


一度施工しておけば、その後の洗車がとっても楽です。
梅雨の晴れ間に、ささっとコーティングしてみてはいかがでしょうか。



facebookにもどうぞ。


By OZW



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