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W124 E320 マラカイトグリーン

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先週買い取ってきたW124 E320ですが、その後リフトがふさがっていたこともあって、とりあえずいろいろな状況で試乗してみました。

乗っていて気になるのは、ハンドリングのダルさ。
遊びが多すぎて話になりません。
ショックは間違いなく前後とも抜けています。

一方、エンジンは気持ちよくレッドまで回ります。
久しぶりに104 ツインカムエンジンに乗りましたが、これ本当にいいエンジンです。
ミッションも違和感は全くありません。



イメージ 1

ようやくリフトが空いたのでリフトアップして一通り点検してみました。
フロントサスはぴったり予想通りで、タイロッド、ドラッグリンク、ステアリングダンパーが完全に死んでました。
これは全部交換すればいいだけのことなので、すぐに修理完了です。



イメージ 2

問題は、エンジンからのオイル漏れです。
調子いいじゃん、ということで上まで回したら、写真では分かり難いのですが、1番6番あたりからオイルが漏れてきました。
このレベルだと「にじみ」ではなく、SJでは「漏れ」と表現します。

でも、これ、104エンジンの定番というか宿命のトラブルです。
ブロックの上の方が縮んでヘッドガスケットのところから漏れてくるんです。
そんなにダラダラと漏れるわけではありませんから、減った分を補充しながら乗ればこのままの状態で乗り続けることも出来るといえば出来るのですが、SJの名前で販売する以上ここはちゃんとしてからでないと売れません。

世間ではオイル汚れを拭き取り綺麗にしてそのまま売ってしまう。(1週間くらいは気づかないことが多い)
オイルの漏止剤をぶち込んで知らん顔で売ってしまう。(次のオイル交換までは持つことが多い)
なんてことが平気で行われていますが、そういうことは死んでもやりたくありません。

さて、エンジンやるにしても、他は何もせずにヘッドガスケットだけ交換ということはしたくありません。
ヘッド降ろして面研しないなんてあり得ませんし、バルブシートカット、摺り合わせしないでそのまま組み付けてしまえば、アイドリングがボソボソのエンジンになってしまいます。
ヘッド降ろすと結局オーバーホールになってしまうのかな。
あと、ブロック上部の修正も必要だし・・・

でも、あと10年は乗れるようにするなら必要な作業です。



facebookにもどうぞ。


By OZW



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