えちごやに足回りチューンで入庫中のW124 500Eのお客様から、ルームミラー壊れちゃったから直して、と言われ、部品の在庫もあったことから、SJのほうでサービスで作業させて頂きました。
取るのは下に引っ張るだけです。
勢い余って何かにぶつけないように気を付けるくらいでしょう。
DIYなら、W126 500SEのときのように取って、そのままぶち込めば OK なのですが、今回はお客様の車ですから、ひと手間加えます。
ベースが緩んでいないかチェックして増し締めしておきます。
ミラーを外したときにしか出来ない作業です。
新品のミラーの取付け部、スプリングの軸部分とそれが入るベースの凹み部分にグリースアップしておきます。
ただし、ここにはグリスではなく、専用のスレッドコンパウンドを使用します。
これをするのとしないのでは、嵌め込むときのスムースさと何年か経ったときの動きに違いが出ます。
嵌め込むときにはちょっとしたコツがあって片側を少しだけはめ込んでおいて、やや斜めにした状態でハンマーの柄などを使って押込みます。
一発で決めるのがミソです。
何度もグリグリやっていると他に傷が付いたり最悪フロントガラスを割ってしまうこともありますから気を付けましょう。
By OZW