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修復歴

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W124 500Eの電動ファン化ですが、オーバーヒート対策だけでなく、レスポンスアップや燃費向上にも貢献しますから、キット化して販売できないものかと、考えています。

問題となっているのは取り付けです。
ラジエターとファンシュラウドの取付け部に少しでも隙間があると極端に効率が落ちてしまいます。
もちろん特注のパーツ側は極めて精巧にできているのですが、残念ながら歪んでいない500Eは10台に1台しか残っていないようです。
つまりぶつけてしまっているクルマがほとんどで、無傷な500Eのほうが珍しいくらいだというのです。

最近の業者オークションなどを見ていると確かに半数以上は修復歴有になっていますが、9割というのは大袈裟な感じです。

もっとも、ぶつける即事故車というわけではありません。

修復歴がある車、いわゆる事故車というのは、日査協、中販連、公取協などの統一基準では、『骨格(フレーム)部位等を交換したり、あるいは修復(修正・補修)したもの』とされていて、またそれぞれの部位によって更に細かく定義されています。



イメージ 1

(画像は(財)日本自動車査定協会から)

(9)のラジエータコアサポートの歪みがシュラウドの取付けで問題になっているのですが、ここは修理ではなく交換されていて、かつ隣接する骨格部位に凹み、曲がり又はその修理跡がある場合だけ修復歴有となります。
ですから、事故車とはされていなくても、ここが曲がってしまっているクルマは意外に多いのかもしれません。

500Eでは、ドカンとぶつかってしまっている車は半分くらいだとしても、ゴツンとぶつかっちゃったのも入れると8割9割に上るということなのでしょう。


By OZW



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