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ワイパーグリスアップ!2

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イメージ 1

ワイパーギアリングを2分割すると、歯車が出てきます。
可動部(ワイパー根元)は、金属でできていますが、固定部の三日月型の歯は、樹脂製です。

ここの樹脂製の歯が欠損するとワイパーが奇妙な動きとなります。
(伸び縮できなくなります。)
ワイパーに思いがけない力が加わった時は、リンク部やモーターに影響が行かないためと、滑りの関係等で、樹脂製になったのではないかと聞いています。さすがだ! と言いたいところですが、ここの樹脂部分だけでの部品設定がない! ここは部品設定してほしいところです。



イメージ 2

三日月型の樹脂製歯は、2枚の金属プレート留まっています。
外側からボルト6個を外せば、プレートが外ます。



イメージ 3

プレートが取れれば、三日月型の樹脂製歯も簡単に取れます。
三日月型の樹脂製歯は、カチカチになったグリスがこびり付いていましたので、丁寧に清掃しました。歯の欠けはありませんでした。(正常に動いていたのだから当たり前か・・・)



イメージ 5

本体側も同様に清掃します。



イメージ 4

かなりきれいになりました。
何度も言いますが、グリスがカチカチで、とても頑固でした。
プレートとボルトも清掃して組み上げです。

ホームセンターで購入した、耐圧/長期潤滑タイプのスプレーグリスを塗布しました。
プロ作業ではそれ専用のグリスがあるかもしれませんが、たぶん問題ないと思います。(笑)


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可動部分も分解して、掃除して同様のグリスを塗布します。



イメージ 7

カバーは清掃して、艶消しブラックを塗りました。
新品のようです! W124後期ですと、樹脂製のワイパーキャップ(根元)がありますが、190EやW124前期は、金属製カバーのみです。どうしても色あせしてしまいますよね。



イメージ 8

あれだけ見事な動き!?のワイパーですが、分解してみると意外と単純な造りです。
あとは逆の手順で組み上げれば完成ですが・・・、

そうです、マジックでマーキングしたところが清掃中に消えてしまい、リンケージとの接続部が、わかりません!


明日に続く


By もっくん



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