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90年代はじめのBMWのZF製ATは当時ガラスのATと言われたほどよく壊れました。
ATFの管理が悪いだの、乗り方が荒いだとか、いろいろ言い訳じみたことも言われていましたが、同じ時期の同じZF製だったポルシェやジャガーに使われていたATにほとんど不具合が見られなかったことから、これはBMW特有の不具合であったことは間違いありません。
ただ、未だにはっきりした原因がわかっていません。
ベンツの電子制御7速ATもこのときに匹敵するくらいの勢いで不具合が発生しているようですが、こちらはある程度原因が絞られていて対策可能なものもあります。
中でも一番多いのは、ATカプラーから漏れ出したATFが毛細管現象で車輌配線を伝っていき、AT内部の制御基板、とりわけ回転数を見ているセンサーを故障させるというものです。
このセンサーがダメになると、エンジン回転数とAT回転数が合わなくなりフェールセーフになって、そのときのギアに固定されてしまって変速しなくなってしまいます。
サーキットボードだけ交換できればまだいいのですが、7速ATの場合バルブボディと一体型なので、工賃と合せるとうん十万円コースになってしまいます。
このセンサーがダメになると、エンジン回転数とAT回転数が合わなくなりフェールセーフになって、そのときのギアに固定されてしまって変速しなくなってしまいます。
サーキットボードだけ交換できればまだいいのですが、7速ATの場合バルブボディと一体型なので、工賃と合せるとうん十万円コースになってしまいます。
定期的なATF交換と、そのとき一緒にこのカプラーも交換しておくことをお勧めします。
By OZW