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中華コピーのコストダウン

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1年の半分以上を中国で働いている友人がいます。
彼によると、近頃はブランドもののコピー商品を生産している工場もベトナムなどの競合相手が増えて、なかなか経営も大変になってきているそうです。

どうやら、そういう流れが工業製品にも来ているらしく、自動車部品のコピー製品も価格競争の波に飲まれて利益が出にくくなっているようです。
ただ、こちらは他国の工場の影響というより、コピーに限らず車全般の社外部品を扱っている卸業者の数が増えて、彼らの間での価格競争の余波をくらっているのだそうです。

そのせいでしょうか、今まではまるっとコピーした製品が多かったのですが、近頃では、それぞれが独自のコストダウンを模索してきています。

部品の固定箇所が3つあったら、2つにしてしまうとなどの露骨なコストダウンなどは分りやすいのですが、最近では、VWやAUDIのスラストセンサー(負圧センサー)のセンサー部分で、細かなコストカットをやっているのを見ました。



イメージ 1

このセンサー、純正は汚れが付きやすいセンサー素子下流側に小さな遮蔽板が付いていてブローバイガスなどの付着を防ぐように作られているのですが、中華製と思われる多くの社外品にはそれが付いていません。

そんな訳で寿命は純正品の10分の1とかその程度のようです。

どうせコピーするなら、細かな部分までちゃんとコピーしてよ、という声が聞こえてきそうです(笑)


By OZW



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