元々はクラシックカーなどの塗装保護を目的として開発された製品ということで、一番のウリは「塗装面を削らない」ということだそうです。
一般のみがき屋さんだと、下処理として塗装面を平面にするために表面を薄く削って整えるわけですが、オリジナルの塗装は削りたくないというひともいるでしょう。
あるいは、クリア層などがもう薄くなっていてこれ以上は削れないというクルマもあります。
あるいは、クリア層などがもう薄くなっていてこれ以上は削れないというクルマもあります。
デモ用には打ってつけなクルマがありました。
20年以上ずっと青空駐車、水洗い以外ワックス等は一度もかけたことがなく、クリア層はかろうじて残っているという2.5-16V SJ号です。
ここまでの程度のものだと全塗装は考えるかもしれませんが、磨きに出そうなんて普通は思わないレベルだと思います。
デモに来たグレアさんも「ここまでのは施工したことがないかも・・・」とちょっと不安そう。
まずは6本並んだボトルの一番右側のシャンプを使って普通に洗車。
一度洗い流した後にもう一度シャンプーして、今度は鉄粉取りです。
粘土じゃなくて専用のウエスがあって、これが凄かった。
手触りが鮫肌から10代のつるつるの肌になります。
もっとも変わったのは手触りだけで、艶はまだ全然です。
2本めのボトルのを塗り込んでいきます。
この後の薬剤の浸透を良くするためのものだそうです。
デモということで、ボンネット半分だけの作業、ポリシャーは軽く手を添えているだけです。
ちょっとだけ艶も出てきました。
3本目
塗装面を均す作業です。
ここでも「削ってはいません」ということでした。
確かに粉などは何も出ませんでした。
そこそこ艶も出てきました。
4本目のを使って傷を埋める作業です。
5本目で更に細かい傷を埋めるとこうなります。
どうやっても無理でしょうという状態の車がここまで艶が蘇るとはちょっと驚きです。
最後にグレアコーティングを塗って完成です。
グレア施工後すぐは溶剤の油分が残るので撥水してしまいますが、2週間ほどすると油分が飛んで親水性コーティングになりますので、ウオータースポットも付きにくく、これもグレアのウリになっています。
あとは2~3ヶ月に一度自分でグレアを塗ってもらい、1年に一度メンテナンスに来てもらえれば、5年保証だそうです。
しばらく様子を見てみて、よければSJでもこの施工サービス、始めるかもしれません。
By OZW
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