ショップ主催のサーキット走行会などですと、プロのレーシングドライバーのデモ走行があったりします。
外から見ていると、富士スピードウエイのホームストレートやツインリンクもてぎのバックストレートのような長い直線の最後で最高速から一気にブレーキングしてコーナーに入っていくときなど、プロの人達は自分の半分くらいの時間しかブレーキランプが点灯しません。
190E 2.5-16V SJ号を運転してもらったことがあったのですが、同じ車のはずなのにブレーキの効き方が違うんです。
いや、私だってABSがガッツリ効くくらいまでは踏み込んでいますよ。
いや、私だってABSがガッツリ効くくらいまでは踏み込んでいますよ。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

ブレーキペダルに足を乗せてから主要制動が始まるまで、つまり、上の図でいう踏込時間と過渡時間が違うのでしょうね。
もちろんその後の微妙なペダル踏力の調整もあるのだろうとは思いますが。
こういうことを体験してしまうと、ブレーキの効きに不満を持っている多くの人は、もしかすると踏み方が足りないだけかも知れないと思ってしまいます。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

フルカーボンパッドに替えれば、そんなに強く踏まなくてもかなり効くようになりますが、そのダストたるや半端ありません。
一日乗って、その日のうちに洗い流しても、これ以上綺麗にしようとすると特殊な洗剤が必要なくらいです。
低ダストのメタルパッドを付けたくなる気持ちも分かりますが、同じ制動力を得るのには純正パッドと比べるとペダルを踏み込む力がより必要になってきます。
とすると、純正か特に低ダストを謳っていないメタルパッドあたりが落とし所かと思うのですが、キャリパーやローターとの相性もあるので、実際に付けてみないと何とも、というところはあります。
もちろんエア抜きとかがちゃんと出来ていることが前提ですが、ご自分のブレーキ踏力を確認してみてから(サーキットなどでロックさせるまで踏んでみるとかして)、どのタイプのパッドを選択するか考えてみるのがいいと思います。
By OZW
facebookにもどうぞ。