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W126 500SE 燃調不調

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ここ最近、W126 500SEの始動性に問題が出てきました。
何となくちょっとかぶってる感じです。
燃費も高速だとリッター8km以上走ることもあったのに、今はリッター6kmくらいになってしまっています。

燃圧計で、アッパーチャンバー側でシステムプレッシャー値を計測すると、6.6bar で正常。
今度は、アイドリング状態でロワチャンバー側のプレッシャー値を計測すると、6.05barくらいしかありません。
正常値は、ノーマルで6.2bar。このクルマの場合は、前に敢えて6.1barに合わせたのですが、6.05barは低すぎます。

以前、KEジェトロの燃圧トラブルシューティングの手順を書きましたが、それによると原因は、フューエルガバナーの不良という結論になります。

一旦エアクリーナーボックスをノーマルに戻した上で、フューエルガバナーを新品に交換することにしました。



イメージ 1

新品のフューエルガバナーです。
まだ、BOSCHから供給があるので、他の126のパーツと比べるとまだ許せる値段で買えます。

ただ、これもコピー品が出回っていますので、お気を付け下さい。



イメージ 2

外したフューエルガバナーです。
見た目はどこも悪くありません。
これが原因じゃなかったらショックだなあ、と思いつつ



イメージ 3

ささっと交換。
その後、103エンジンで最後に調整したのと同じ手順で、空燃比調整します。
117エンジンの場合は、6.3Vが基準です。

結果は、エンジン一発始動。
アイドリングは超安定。
走ってみると低速トルクがモリモリ。

メーカー指定の手順通りに探っていくと遠回りせずに原因に辿り着けることを再確認しました。

ただ、エアクリーナーをノーマルに戻したせいで、4,000rpm以上の伸びは少し物足りなくなりましたが、このクルマでそこまで回すことは少ないでしょうから、しばらくはノーマルのままで乗ってみることにします。



By OZW



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