某所で後期用キャリパーに前後とも交換してから、ブレーキの効きが悪い。
パッドはそのキャリパーに付いていたものがそのままなので、どんな銘柄のものか分からない。
ということでしたので、パッドを純正OEM の JURID製のものに交換すれば問題は解決されるだろうと思っていました。
サブフレーム装着前に、リアのキャリパーを外してパッドを抜いてみました。
案の定、よく分からないパッドが入っていました。
少なくとも純正やJURID、TEXTARなどのOEM製品ではないことだけは確かです。
キャリパーのほうは割と最近 OHされた形跡が見られました。
しかし、ピストンの上に置かれたシムプレートが・・・
シムの向きはいいのですが、ピストンの向きと合っていません。
シムを外してみると分かりやすいと思うのですが、シムを載せる部分には段差が設けてあります。
本来はこのようにシムに切ってある溝の部分にピストン上部の出っ張りの部分が嵌るように付けないといけません。
最初の状態だと、シムが平らに載らず、パッドを斜めに押す感じになってしまいます。
結局、左右キャリパーとも、奥と手前、計4箇所あるシムの全部が溝に嵌っていませんでした。
ピストンの位置は360度あります。意識的に合わせないと偶然正しい位置に来るなんてことはほぼないですから、当然です。
ピストンの位置は360度あります。意識的に合わせないと偶然正しい位置に来るなんてことはほぼないですから、当然です。
ロワアームもお化粧して、あとはサブフレームごと車体にドッキングさせていくだけです。
By OZW
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