W124などのフロントハブセットの中に含まれるコンタクトスプリング。
この小さなパーツなんですが、これが無いとラジオにバチバチと結構酷いノイズが入ってしまいます。
タイヤ&ホイールに帯電した静電気がスパークしてノイズを発生させるらしいのですが、この部品で、ハブキャップにアースしてスパークを発生させないようにしているわけです。
このパーツ、国産車にも普通に使われているのですが、FR車だとフロントだけ、FF車だとリアのみに設定されています。
要はギアやエンジンにつながっていないホイールはより帯電しやすいということなのでしょう。
要はギアやエンジンにつながっていないホイールはより帯電しやすいということなのでしょう。
ただ、ベアリングとスピンドルの間でスパークが発生するのをハブキャップにアースしてそこから空中放電させているのか、あるいはハブキャップに対してスパークしているのをコンタクトスプリングで強制的に導電させてスパークを防止しているのかは、よく分かりません。
いずれにしてもスパークが飛びまくるほどの静電気がホイール周りに帯電するのは確かなので、例のトヨタのアルミテープも案外オカルトではないのかもしれません。
By OZW
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