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何でも冷やせばいい訳ではありません

 
オーバーヒートがよくないのと同様にオーバークールだってよくないのは周知の事実でしょう。
もっとも、クーラントやエンジンオイルなどはアイドリングだけでもすぐに熱くなるので、オーバークールに関してはサーモスタットがちゃんと機能しているかどうかだけ気にしておけば事足ります。

ところが、ATFは走行条件によってはあまり温度が上がらないので、場合によっては冷やすよりむしろ温めてやる必要があります。
もちろん熱すぎるのもよくありませんが。
ATFパン内の温度で常に60度~80度くらいの間に保たれているのが理想です。

今回は、先日から電動ファン化している500EにATFクーラーを増設しますが、上記の理由から独立して付けるのではなく、必要に応じてATFを温めるために純正のラジエターへはそのまま通して、その先に設置します。



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イメージ 1

ATからラジエターにつながる純正のATFラインです。
右はR107 560SL、左がW124 500Eのものですが、どちらもジョイント部分はバンジョータイプで効率はよくありません。
さらに500E用はスペースの問題でパイプを潰してあります。



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イメージ 2

なので、EARL'Sのジョイントを取り付けて



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イメージ 3

同じくEARL'Sのホースに交換します。
これで、ATFクーラー増設分で増える抵抗を補って余りあるくらいになります。



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イメージ 4

ATFクーラーはバンパー内に設置しました。



By OZW



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