外側のWPC処理は、見た目は綺麗になりますが、機能的に何かが変わるということは特にありません。
でも、今回出した加工屋さん以外は、みんな外側しか出来ませんという回答でした。
それくらいなら、自分の所でサンドブラストでもかけておけば済む話です。
処理したいのは内側です。
真ん中に見える穴くらい大きければまだ内側の加工もやりやすいのでしょうが、
こういう細い管や
曲がりくねったパイプの中は、専用のジョイントを作ってその先にノズルを付けて処理する必要があります。
もちろん、M119のインマニ専用のジョイントに既製品などあるはずもなく、全て自作するのだそうです。
119の専用ジョイントは制作済みですからまだいいのですが、それでも入り組んだインマニ内部の処理は当然全部手作業となり、集中力が持つのが1日1個が限度です。
W124でここまで手間暇かけて、こんなマニアックなことをやってるところもなかなかないと思いますが、こんな変態ともいえるような要求に応じてくれる加工屋さんもそうそうあるもんじゃないでしょう。
繰り返しになりますが、こういう職人の方の後継者がいないというのは、ものづくり日本の将来に関わる大問題だと思います。
By OZW
facebookにもどうぞ。