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W124 E500 快適化計画 その2

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生きてるの?なんてお客様から言われたものですから
久しぶりに本村が書かせて頂きます。

 
NIIBEパンの取付けですが、後期のオイルクーラーのあるものだとオイルラインを加工する必要があります。
これまでは、パイプを途中で切って、Earl'sのフィッティングを両端に溶接し、Earl'sのステンメッシュホースを使っていました。

社長の60もこの方法での取り付けだったのですが、こんなトラブルもありましたし、何より今作業中のこの500はオリジナルレベルが非常に高いので、出来るだけ純正のオイルラインを生かすような取付け方をしてみたいと思います。



イメージ 1

オイルを抜いてから純正のオイルパンを取り外します。
オイル管理も良かったのでしょう、とても綺麗です!



イメージ 2

純正と比べるとこの部分の厚みがかなりあるのと、フィンの一部が干渉して



イメージ 3

純正のオイルクーラーのこの部分のラインが収まらなくなくなるわけです。



イメージ 4

フィルターケースから先ほどのラインにつながる部分です。
この位置は動かしようがありません。



イメージ 5

反対側はまだ融通が利きそうですが、矢印のステーを使おうとすると、せいぜい曲げて届く範囲でしか動かせません。



イメージ 6

イメージ 7

そんな制約の中で、切ったり削ったり曲げたりして、ちょうど上手く取付けられる形に加工します。
現物合わせで試行錯誤しながらの作業だったので、かなり時間を使ってしまいました。



イメージ 8

えちごや皆口氏の教えの通り、オイルストーンで丁寧に平面出しをしておきます。
この作業だけで優に1時間以上費やしました。



イメージ 9

朝から始めたオイルパン交換作業ですが、取付け準備が整った頃には、日も暮れ始めていました。
ATFパンも同時に交換しようと思っていたのですが、これは後日になってしまいそうです。
ビジネス的には成り立たない作業ですが、ここまでの500ですからほんの少しの滲みも許されませんでしょ!?


イメージ 10

NIIBEパンセットに含まれるレベルセンサーとストレーナーとアダプターも交換しまして



イメージ 11

ガスケットを付け



イメージ 12

ようやく装着完了です。

ちなみに加工したパイプの両端の位置は、オリジナルの位置と1mmもズレていない完璧な仕上がりです!!


By もっくん



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